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World Championship London Candidates Tournament 2013
 前回の更新から主なトーナメントの優勝者。
 Reykjavik Open 2013 W.So P.Eljanov B.Amin

 Zurich Chess Challenge Tournament 2013 F.Caruana
 Bunratty Chess Festival 2013(Masters) M.Adams

 World Championship London Candidates Tournament 2013
 え? Grand Prixとかどうなったの? 
 /人◕‿‿◕人\ 訳が分からないよ
 とにかくこの大会の優勝者がAnandへの挑戦権を得るらしい。
 
 本命Carlsen、対抗馬Aronianが大方の予想だったし、大会半ばまではこの2人が主役だったのだが…。
 まずAronianが後半から崩れて脱落、そしてCarlsenも12Rで黒星がついて首位陥落。変わって首位に立ったのがKramnikだった。ひっそりと後半戦4勝の猛追でした。
 でもまだ2試合残っていた。13RでCarlsenが勝って追いついた。ドラマは終わらない。最終戦、同ポイントなら勝ち星の多いCarlsenが挑戦権を得る。
 Carlsenは白番でSvidlerと、Kramnikは黒番でIvanchukとの対局。
 でも試合前に誰も予想していない結果が出た。2人とも負けたのだ。

 とにかくまぁ紆余曲折したが、結局優勝はM.Carlsenに落ち着いた。

 選局は優勝争いには絡まなかったが、ラスト2ラウンドを連勝で締めたSvidlerから。

 
P.Svidler vs V.Ivanchuk 1-0
 World Championship London Candidates Tournament 2013
 French Defense: Advance. Euwe Variation

 


 15.Ne5?!(上図)
 センターのポーンを捨てる斬新な一手。試しに手持ちのFritz12に分析させたが、五指の候補手にすら挙げてこなかった。
 d4のポーンが消えることで黒マスが通り、白の黒マスBが活躍するのだが、大局観に基づく人間的な捨て駒だと思う。

 黒はe6-e5を指せればセンターをポーンが支配する理想形だが、その暇を与えなかったSvidlerがお見事です。

 15...Ngxe5 16.dxe5 Nxe5 17.Bc5
 1ポーンを代償にBが好位置を確保。黒の0-0を妨げ、Kを危険なセンターに縛る。

 17...Nc4
 d6をカバーしつつb5の白馬を浮かせた。

 18.b3
 18.Bxc4 dxc4 19.Nd6+ Bxd6 20.Qxd6 b6はさほど良くならない。
 黒は21.Bd4なら21...Rd8からのディスカバリーアタックを用意して、0-0を伺ったり、あるいはアクロバティックだが、21...0-0-0で危険なセンターから避難することできる。他にもQf3-Qd5とQ交換に持ち込むなどの防御手段がある。
 というか、白マスBをここで消してしまうのは旨くない。

 18...b6
 ここでNが下がっていては手損。
 19.Nd6+ Bxd6 20.Bxd6を避けるのが黒の主張だ。
 ちなみに18...Bxb5 19.bxc4はセンターが開き、かなり危ない。手順・手数は分岐するけどが黒は崩壊するだろう。
 19...Bxc4 20.Bxc4 dxc4 21.Re1±
 19...dxc4 20.Bh5 g6 21.Qb1! gxh5 22.Qxb5+ Qd7 23.Qxc4±

 19.Bb4 a5 20.Bc3 Bxb5 21.Bh5! g6 22.Bxh8
 これで白エクスチェンジアップ。捨てたe5のポーンの以上のマテリアルを回収できた。

 22...gxh5 23.Re1!


 

 
 単純に23.bxc4と指さずに先に力を溜めておく。
 Nが逃げては24.Qxd5で白の25手目Qxa8 or Qxb5+ or Rxe6+などとても受けきれない。
 23.bxc4 Bxc4ではd5が守られてしまうから24.Qxd5と叩き割れない。

 23...Qf5 24.bxc4 Bxc4 25.Qd4 Bc7 26.Be5 0-0-0
 これで局面が一段落したが、マテリアルとキングの安全性で白が優勢だ。
 あとは解説を割愛しますが、もう一度エクスチェンジがあり、2R vs 2Bとなったが特に2B側に攻め手がなく、Ivanchukのタイムトラブルもあり、37手で白勝ちとなった。


 さて、次の世界チャンピオン戦はAnand vs Carlsenとなったわけだが、どちらが勝つだろうか?
 Carlsenが最強のトーナメントプレイヤーであることは疑いようがないが、マッチ形式での経験はAnandに分がある。
 どちらが勝つかは予想しづらいが先にリードした側がそのまま逃げ切るのではないかと思う。

author:ゆずゆぐ, category:Tournament report, 03:44
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